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リレー日記:大島「個人戦術」

2010年8月24日

こんにちは。「コーチのスクール生は入った当初より時間が経つにつれて段々と明るく笑顔になってきますね」と言葉をもらい、嬉しくも大切なことだなと思った大島コーチです。
 
さて、私が指導で最近自分の中ではっきりしてきた事はスクール生に「個人戦術」をしっかりと身につけて卒業して欲しいということです。

個人戦術を身につけた選手はつぶしの利く選手です。仕事で例えるなら、「チーム戦術」はその会社独自のルール内でのみ発揮される能力。

個人戦術は段取りのよさ、行動力、企画力など他の会社に移ったとしても発揮される能力。

個人戦術はフットボールにおいて「チームの中で自分は今、何をすると効果的か?」という言葉を自分に投げかけ、その答えを自ら導く術としてのセオリーです。

1つ例を挙げますと、リカルジーニョは攻撃だけでなくDFも判断も恐ろしく速くチームの中でも活躍できる、お手本となる選手です。

しかし若い頃はヒールリフトをしてアジウ監督によく怒られたそうです。

技術の完成度が低かったり、無謀と思える局面での独りよがりなプレーは「ゴールを奪う為により良い選択をする」という目的が見失われているからです。

しかし今、リカルジーニョが我々を魅了してくれるのはそのマジックのようなプレーが正しい選択となるよう正確無比な次元まで磨きをかけた結果なのです。
 
個人戦術は「今のチームで今だけ勝てればいい」という短期的なものでなく、本人にとって成長があり、その身の処し方は人生にも応用がきく。

いわば個人戦術はフットボールの中の人間力なのです。
 
人は年を重ねるごとに初めて出会う人と関わる機会が多くなっていきますね。

学年があがり中学、高校と部活やチームのカテゴリが変わるごとに指導者や顧問、仲間も取り巻く環境も変わります。

チームが仲間、クラス、学校、会社と変わっていくでしょう。

その中において「この選手はキープ力があるから前のパスコースを作ろう」、「この選手はいつでも準備ができているのでパスを出せるよう位置をは把握しておこう」、「今日は雨だからトラップの種類を変えよう」などなどこういった考える姿勢も個人戦術といっていいのかもしれません。

周囲がどうなろうと人のせいにせず自分で考え最善の策をとる。

結局のところ、自分で選んだことが上手くハマれば楽しい。

だから十代は選べる事を増やすために練習、勉強をするのだと私は思います。

周囲の人々、環境との「関わりの技術」を身につけ、自ら考え問題を解決できる人間になって巣立って欲しいと強く願います。
 
 

次はキャンプ番長の永谷コーチです☆

三重の初心者向けエンジョイフットサル大会「わかばカップ」