卒業シーズンが近づいてきました。
最上級生が旅立つことに寂しい気持ちを感じることはゼロではありませんがそれより次の舞台で飛躍をしてもらわねば困ります(笑)。
スクール会場の地元に住んでいる子には偶然すれ違うチャンスがあるのですが、会える子の方が少なく、ほとんどの子に対しては「あの子は今どうしているのだろう?」と考えることがあります。
そんなコーチの密かな夢は教え子と一緒にコーチとして働くことです。
今年は大府校の中学生クラスから初となるオーシャンズU-18のセレクション合格者も出ました。彼は高い目標を持っていたのでコーチと激しい練習もしました。
過去に高校サッカー選手権の愛知県ベスト4以上に進んだ高校に進んだ子もいますがそれも本人の努力があっての結果です。
目標を立て練習、勉強に主体的に取り組んでいたことが大きいでしょう。
頑張ったこともさることながら、コーチが何より嬉しいのはフットポールを続けてくれることです。
最初はそんなに好きじゃなかった、入っているチームでは楽しさを失ってしまったという状態で入ってくる子も少なくないからです。
なぜ子供にとって遊びであるはずのスポーツが楽しくなくなってしまうのでしょうか。
選手はチームのコンセプト、チームの勝利を優先したときの犠牲になる場合も少なからずあります。
サッカーに詳しくないといい指導というのは判断できないかもしれません。
親御さんに判断基準が無い場合、チームが強いかどうかで判断するのが普通でしょう。
しかし、強いチーム=いい指導 100%そうではありません。
勝とうと思えばリスクを減らした試合運びで身長、スピード生かした選手起用をして現実主義に徹すれは勝利の可能性は上がります。
でも子供たちは将来の可能性は下がります。
型にはめられ決まったことだけ機械的にこなす。そのようなチャレンジの無いプレーは失敗から学ぶ成長を妨げることでしょう。
自分の考えたことが上手くいった。そのプレーの楽しさの一つを削がれたら輝けないのは当然です。
トーナメント形式の大会が一般的な日本は勝ちを求めるのが悪ともいえません。
勝たないと次の試合が無くなって経験がつめない。違う視点からでは考えも変わりますし人生と同じで一つの正解はないのです。
そんな環境でも何とかいい経験をさせてあげたいという親心に子供たちは支えられています。人を思う気持ちが連鎖し、感謝を身につけ強い心を育んでいってくれるようわれわれ大人がサポートしていきましょう!
最後に最近知ったいい文章をご紹介します。
デンマークサッカー協会が、少年サッカーに携わる大人に向けて発信している10か条だそうです。
1.子ども達はあなたのモノではない。
2.子ども達はサッカーに夢中だ。
3.子ども達はあなたとともにサッカー人生を歩んでいる。
4.子ども達から求められることはあってもあなたから求めてはいけない
5.あなたの欲望を子ども達を介して満たしてはならない
6.アドバイスはしても,あなたの考えを押し付けてはいけない
7.子どもの体を守ること
8.しかし子ども達の魂まで踏み込んではいけない
9.コーチが子ども達のサッカー人生をサポートすることは大切だ。しかし,自分で考えさせることが必要だ
10.コーチは子どもを教え、導くことはできる。しかし、勝つことが大切か否かを決めるのは子ども達自身だ。




