「なぜフットサルなの?」
サッカー先進国の子供達はフットサルから始めるのが常識です<現代のストリートサッカー>日本ではフットサルが知られたのは最近の事なので、フットサルをやる人は大人になってからの方が多いのですが、サッカー先進国では子供達がフットサルからボールを蹴ることを始めます。 数多くのタレントを生み出しているサッカー王国・ブラジルではジュニア世代にフットサルでボールを繰り返し多くさわることを大切にします。 そして、13歳頃から7or8人制、その後11人制とその年代に応じた広さ、トレーニングが望ましいのです。 それは、ジュニア世代は足元の技術の未熟さから考えられる視野の狭さ(足元に視点を集中してしまう)、キック力の限界があるからです。 何よりも、いきなり11人制では一人一人がボールに触ることが少ないため子供にとってあまり楽しくありません。 ジュニア世代の育成視点では11人制はあまり意味がありません。 フットサルは現代のストリートサッカーなのです。 実戦の中でボールを数多くさわれる<実践的な技術の向上>フットサルのコートサイズはサッカーの約1/3(公式20m×40m)で5人制(うち一人キーパー)の競技です。 一つのボールを11人で扱うのと5人で扱うのとは単純に考えても5人で扱うほうが一人あたりのボールにさわれる回数が多いはずです。 育成の段階では個人の技術を第一に考えたトレーニングが望ましいのですが、実戦で使える技術、個人技でなければ意味がありません。 フットサルをすることにより敵がいて、味方がいるあらゆる局面のなかで活かせる技術の習得が可能です。 スペースが少ないので敵のプレッシャーが早い<実践的な判断力の向上>狭いスペースでゲームをするということは敵のプレッシャー(ボールに対する寄せ、マーキング)が早くなります。 プレッシャーが早い状況を繰り返し行うとどうなるのでしょうか? その状況にだんだんなれてきます。 そして工夫をするようになり、必然的に状況に応じた技術・スキルが求められます。 子供にとっての楽しい局面が多い<モチベーションの持続→向上心>子供にとって楽しいプレーはなんでしょうか? 細かく言うと子供それぞれの感性があるのでドリブル、パス、シュート、さまざまでしょう。 しかしゴールを決めて喜ばない子供はいません。 フットサルのゴールからゴールの距離はサッカーより短く、チャンスの場面が多く発生します。 逆に言うとピンチも多く発生します。 子供にとってドキドキする場面が多いと、もっとプレーがしたいという気持ちが強くなります。 サッカーとフットサルは違うのか?<サッカーとフットサルは「フットボール」です。>よく保護者の方から、「フットサルを教えてくれるのですか?」と聞かれます。 答えはYESでありNOです。 大人の競技(技術があり、戦術が理解されていて完成度が高い)としての視点からみるとフットサルとサッカーは違います。 フットサルは特に戦術面では物理的にコートが狭い分、バスケットに近いゲームです。 技術的には敵のプレッシャーが早い分パスを受ける時、完全に足元にボールが止まるように足の裏でのコントロールを多用します。 しかし、勝負のかかった大人の競技としてではなく、ジュニア世代の育成の視点ではシステムなどの戦術は教え込みません。 必要とされる技術もほんの少し違っても、基本的に足でボールを扱う’フットボール(サッカー・フットサル)’のスポーツです。 逆に、フットサルをすることによりサッカーで活かせるプレーの幅が広がります。 それよりも’今’大切なのは個人・グループとしての’フットボール(サッカー・フットサル)’の根本的な駆け引き、感性を育むことです。 |